タビコ【旅行など】

大学生がケチケチ旅行する様を記録したり、備忘録がてら旅行に関して色々書いています

【忘年】犬吠初日の出号で銚子へ(2024)

街を歩いていると煌びやかに彩られた木々に「𝑴𝒆𝒓𝒓𝒚 𝑪𝒉𝒓𝒊𝒔𝒕𝒎𝒂𝒔」という眩しすぎる文字が…
もう2024年が終わってしまうのかと時の流れの速さに戦慄するしかないのですが、ふと私は去年の年越しのことを記事にしていないと気づきました。


年越し終夜運転は大盛況

さて2023年の大晦日。私は池袋で友人と年を越しました。友人は最終列車で家に帰りましたが、自分は別の友人と新宿で待ち合わせていたため終夜運転の山手線で新宿を目指します。

年に一度の終夜運転ですが、山手線は本数が少ないこともあってか大盛況でした。特に外国人観光客が半数ほどを占めていたので日本でありながらどこか海外のような印象です。

躍動感あふれる山手線

185系の人気は絶大…

さて新宿につきまして友人と合流しました。ここで年越しそば(インスタント)を路上で頂きます。いくら東京とはいえ元旦ですからお蕎麦屋さんも空いていません。

千葉方面への臨時列車が表示される新宿駅の電光掲示

幕まで用意されている

ホームでは続々と初日の出に関する列車が出発していきます。その中でも我々の乗車する車両は引退がずっと囁かれていた185系。列車が入線するとホーム上ではまるで花道のようにスマホやカメラを構えた人々が迎え入れます。大宮からやってきた当列車は少々停車した後新宿駅を出発していきます。

凄い人気です

風情あるモーター音・伸ばせない足。

列車は新宿から千葉県は銚子を目指して西へ走っていきます。座席は全て埋まっていたと記憶しています。さすがの人気です。

正直車窓に見所という見所はありません。夜行列車なので暗いです。そのため185系という車両の魅力を存分に味わえる旅となります。まず最初に感じるのは匂い。国鉄の匂いがムンムンするというスラングがありますが、確かにこの匂いが…!となるような独特な香りが漂っています。私は大好きです。

乗り心地という面で言うと、風情を求めるなら最高でしょうが居心地は最新の特急車両には大きく劣ります。まず走行音や揺れに時代を感じます。吹き上げるような唸るようなモーター音が響きます。これが最高なのですが、夜行となると少し気になるかも。あとは座席です。ずっしりとして少し硬いような印象を受けるもののそこまで座り心地に難があるようには感じないのですが、致命的なのは足元に空調機器がある関係で足が伸ばせない点です。これが夜行列車となるとなかなかしんどい。疲れがあったこともあり、結構気になります。

ずっしりとした座席

大爆睡

窓際の座席を抑えていたこともあり、なんとか景色を楽しもうと努力したのですが疲労に勝てず、気づいたら既に千葉県の総武本線を走っておりました。起きた時の虚しさは凄まじかったですが、これも夜行列車の醍醐味だと割り切ります。

車内では検札が実施されていましたが、割と車掌さんが来るタイミングは遅かったと記憶しています。満員ですし、そういうものだと思います。

車内で銚子電鉄の新年限定フリー切符を購入

どのあたりを過ぎてからか、あまり記憶していませんが車内にて銚子電鉄の方がフリー切符を販売していました。往復乗車するだけで元が取れるような切符でしたので私も記念に購入しました。

銚子に到着し乗換

列車はまだ日も登っていない4:40頃銚子駅に到着しました。乗客のほとんどは銚子電鉄の接続列車に乗り換えていきます。我々もその波に乗っかり乗り換えていきます。この時も列車の先頭付近は写真撮影の方々で大混雑でした。写真をあきらめて乗り換えていきます。

列車は首都圏のラッシュを思い出させるような盛況ぶり。パンパンの列車に揺られて犬吠を目指します。

風情溢れる列車

犬吠駅手前の君ヶ浜駅で降車

列車は超満員でした。そんな列車に揺られていた我々はある得策を思いつきます。これ、一つ手前の君ヶ浜駅で降車して海岸線を目指した方がスムーズに移動できるのではないか…と。この内容、アナウンスがあったのかまで記憶していないので恐らくオリジナルではあると思うのですが、ともかくこれは正解だったような気がしております。この駅で降車する方はまばらで、本当にスムーズに海岸線に向かえたためです。ただ一つ恐ろしかった点で言うと、駅から海岸までの道には街灯が無く、本当に真っ暗で少し怖いという点です。新年早々チビりそうでした。

いくらなんでも暗すぎる

寒すぎる君ヶ浜から犬吠埼へ移動し場所を吟味

5時30分前に海岸に到着しました。驚いたことに既に多くの方がこんな早くから待機していました。日の出はおおよそ6時45分頃。一時間以上は時間があります。

海岸に到着しまず思うのは強烈な寒さです。風が冷たいを通り越して痛いです。こんな場所に座って留まるのは大変な苦行だと悟りました。そこで我々は歩いて移動していく中でより綺麗に初日の出が拝めるスポットを求めて歩きだすことにしました。動いていないとやってられないのです。

まだまだ空は暗いです

我々はまるで虫のように、震えながら強烈な光を放つ灯台を目指して歩きました。

犬吠埼はどんどんと混雑していく

概ね6時前に犬吠埼に着きました。初日の出に合わせてどんどんと人が集まってきます。空がだんだんと明るくなっていき、水平線の上に現れていく鮮やかなグラデーションに心が躍ります。

新年の始まりに向け心が躍ります

日の出に向けてどのアングルが良いか友人とフラフラしながら考えます。

良い眺めだけど日の出は見れない…

フラフラとしながら最終的には灯台の前の広場に落ち着き、多くの方々と共に日の出を見守ります。

ついに初日の出!!!(2024)

そして周囲の興奮が高まると共に一筋の光が差してきます。

2024年の幕開けを告げるご来光です。

人々の歓喜と共に

人波に揺られながら帰路へ

日が昇り、そこからはあっという間に空が明るくなっていきます。見物客は徐々に移動を始めていきます。我々も元旦の予定を果たすべく、この美しい景色に別れを告げて犬吠駅を目指します。

列車は多少混雑していましたが、満員電車というほどではありませんでした。恐らくかなり早い時間に動き始めたからでしょう。

非常におめでたい列車

しおさい8号で東京へ

銚子に戻りまして、ここからは特急しおさい号にて東京を目指します。乗車した列車は現在では引退してしまった255系列車です。

Boso View Expressの愛称で親しまれました

ここからは以前乗った時の写真を流用し255系の紹介をします。

普通車車内の様子 非常に天井が高いような印象を受けます

座席 厚みのある座席 足元のパイプが気になります

友人と乗り込んだものの、溜まり切った疲労には耐えられず気が付くと東京に到着していました。もう少し楽しんでも良かったかもしれません。