時刻は10時半ごろ。ここから一日福井の主要な観光地に訪れようと思います
綺麗な福井駅
さて実はちゃんと福井を観光するのは初めてで、すべてが真新しいのですがそれでもやはり新幹線開業に合わせてか、駅構内や外装は大変キレイでおしゃれで、福井県の中心駅の名に恥じない素晴らしいターミナル駅になっていると感じました。
駅構内には北陸新幹線開業に関する展示や恐竜にまつわるモニュメントなどの最終準備がされていました。
えちてつで恐竜博物館へ お得なフリー切符
一通り駅を見て回り、接続のえちぜん鉄道に乗車しに向かいます。
まずは恐竜博物館へ向かいます。
そこで今回はえちぜん鉄道のお得な切符「恐竜博物館用交通セット券」を使っていきます。
この切符は1日間有効でえちぜん鉄道全線と勝山市内(恐竜博物館がある街)のバスが乗り放題になるお得な切符でお値段は大人1名1700円です!福井駅から恐竜博物館前までは通常1070円(現在は恐らく変動している)なので往復するだけでも元が取れます。
綺麗で長閑なホーム
では早速切符を窓口で購入し、有人の改札を通ります。
ホームは二階にある高架駅となっており、駅構内は木の温かみを感じるようなものになっています。
停車している1両の勝山行きに乗車します。
発車時間の数分前かに乗ったため、窓際の席はほとんど埋まっておりました。乗客は地元の方や観光客など、比率は恐らく観光客が多いだろうという状況でした。
旅情あふれる雄大な車窓
列車はちょこちょこと福井市街地の駅に停車していきながら勝山を目指していきます。
車窓は市街地から離れていくと徐々にのどかなモノに変わっていきます。しばらく走ると視界が開けてきて、特に進行方向左側から雄大な山々を拝むことが出来るようになります。
勝山駅で連絡バスに乗り換え
勝山駅が近づくといよいよローカル線の様相を呈していきます。列車は福井駅から約50分ほどで終点の勝山に到着です。駅では恐竜博物館方面へのバスの乗換の便宜が取られており、係員の方が乗り場を案内をしてくださっていました。
バスはよくある路線バスですが、恐竜博物館直通となっておりサクサクと道中を進んでいきます。
勝山駅から概ね15分ほどでバスは恐竜博物館へ到着します。恐竜博物館はかなり山の中にあり、自然公園のような側面もあるようです。本館の正面では恐竜の巨大なモニュメントが来訪者を出迎えてくれます。
いざ博物館へ
ではいよいよ博物館の中に入っていきます。自分が訪れた時は完全事前予約制になっておりましたが、公式サイトを確認しますとどうやら当日券の発売もあるようです。ただ、販売状況によっては当日券の販売をしない場合もあるようなのでご注意ください。
館内に入るとまずその建物のきれいさに驚きます。公式のウェブサイトによると開館自体は2000年ですが、2023年にリニューアルがあったそうです。それも納得のきれいさ、新しさが館内には広がっています。
恐竜に出会う前に建築の美しさに驚かされます。最初に4階から一気に地下一階までエスカレーターで下りますが、立体感に解放感がすごいです。
下に降りるとロマンあふれる通路を抜けます。この通路にあった「死の舞踏」という展示にまず心惹かれました。化石にこんなストーリー性があったのかと、当時に思いを馳せながら進みます。
通路を抜けると視界が大きく広がります。
そして階段を上がるといよいよ恐竜博物館のメインブースに入ります!
まず驚いたのはいくつかの恐竜が実際に動いたり鳴いたりすることです。本当に恐竜のいた時代に来たような感覚になるような展示もあり、本当に臨場感あふれる内容になっています。お子さんの中には恐竜にびっくりして泣いてる子もいました。そのぐらいリアルってことですね笑
恐竜以外にも鉱物や宝石類の展示などもあり、生物から地学など幅広い分野に関して実物も併せて深く学ぶことが出来る内容になっています。
またリニューアルに際して新しくオープンした新館には、標本などを保管しているであろう倉庫や、恐竜がいた時代を実体験できるような映像の上映などもあり、かなり楽しむことが出来ます!
本当に内容が盛り沢山で大満足でした!
自分は概ね1時間程度しか滞在できませんでしたが、しっかり見ようとするならば3時間程度は所要時間として見ておくべきだと感じました。
他にも書きたい内容が大量にありますが、ぜひ実際に足を運んでご覧いただきたいと思います。
一応館内にはレストランや売店、自動販売機等も設置されているので食事やお土産等には困らないとは思います。
鉄道模型展示もありました
最後に驚いたのは、休憩室のようなスペースに立派な鉄道模型のジオラマが展示されていたことです。かなり手の込んだもので担当者様の愛を感じます。
もし鉄道に興味のある方がいらっしゃればこちらのコーナーも必見です!
次回、日本海の美しい夕日を見に行こう