甲府から普通列車、特急列車、路線バスを乗り継ぎついに久遠寺の手前にやってきた。
荷物を預けていざ参拝
身延山バス停から商店街を進んでいくと右手側に大きな門が、左手には観光案内所がある。
この案内所の脇にコインロッカーがあり、何と返却式で無料で使える。
数は少ない(写真を撮り忘れたため、記憶上では8個)がリュックがちょうどきれいに入るほどの大きさなのでかなり重宝した。
立派すぎる三門
数段階段を登るとそこには巨大な門が鎮座していた。
これは三門と呼ばれるもので、総門に続き人々を向かい入れる。
すさまじい石段「菩提梯」
門をくぐるとあまりにも立派な杉たちが向かい入れてくれる。
日が傾いていることもあり、日差しもきれいに刺さる。
そして目の前にはまたすさまじい階段が・・・
この石段は「菩提梯」と呼ばれ、全部で287段、南無妙法蓮華経に合わせて7区間に分けられているそうだ。
早速登っていく。
一段一段がとにかく重たい。
段も高く、各段ごとに高さが変わるため足元は不安定だ。
一歩ずつ、踏みしめながら登っていく。
なお、階段ではなくとも女坂・男坂という迂回路も存在しているため安心だ。
そびえたつ五重塔と本堂
随分標高が高くなったなと驚きながらも登っていくと、次第に空の青が大きくなってきた。
そしてついに頂点に到達するかという時、五重塔が姿を現す
この時の感動と達成感たるや、とても言葉にはできない。
連なる数々のお堂たち
拝観可能時間が迫ってきていたので、急ぎ足で本堂に上がる。
堂内は撮影禁止のため、実際の雰囲気をぜひ体感していただきたいが、とにかく迫力を感じた。特に本堂の天井画『墨龍』の迫力はすさまじく、まるで壁から飛び出して迫ってくるようであった。
本堂以外にも、立派なお堂がいくつも連なっており、中には身延山の由緒などが描かれた展示などもあった。
多くの人々の信仰を肌で感じることが出来る。
上記久遠寺のホームページにて各お堂の詳しい説明が掲載されている。
一通りお堂を巡ったのち、山を登ろうと考えた。
次回に続く