萩の葉旅行記

大学生がケチケチ旅行する様を記録しています

【伝統】18きっぷで秋田へ⑤ 峠駅にて立ち売り「力餅」を買おう 板谷ー米沢

前回、奥羽本線にて板谷までやってまいりました。

この次の駅にて、とある名物商品を買いたいと思います。

 

 

峠の力餅

板谷の次は峠駅という随分と安直に命名されたであろう駅に止まります。

まず駅名から面白いですが、この駅は「峠の力餅」というお餅をホーム上で立ち売りされているということで大変有名です。

今回はこちらの峠の力餅を入手していきます。

峠の茶屋さん

「峠の力餅」を販売しているのは、峠駅のすぐそこにお店を構えている「峠の茶屋」さんなのだそうです。こちらのお店のホームページに、力餅の歴史や峠駅の歴史まで様々な興味深い記事が掲載されているので、ぜひ興味がある方はご覧ください。

www.togenochaya.com

いざ購入へ 事前準備

さて列車は山の中を駆け上がりながら峠駅へ着々と向かいます。

峠の力餅はホーム上にて立ち売りされているため、列車の停車時間中に購入しなければいけません。峠駅は主要駅や交換駅ではないため、停車時間はほんとうに僅かです。

この本当に短い停車時間、約1分(もっと短いかもしれません)の間に買うためにはいくつかやっておいた方が良いことがあります。

1.一番前のドアに移動しておく

売り手さんは列車到着時米沢方にいるそうなので、なるべく近い部分に事前に移動することで購入できる確率を上げます。

2.1000円を用意しておく

お釣りの計算などでタイムロスしないように代金をぴったり用意しておきましょう。

これは他のお客さんのためにも有効です。

峠駅に到着 すごい勢いで購入

列車内を移動して、身構えているといよいよ峠駅に到着します。

外から「ちから~もち~」という掛け声が聞こえてきます。

列車のドアが開くとすぐに売り手さんに1つお願いしますと伝え峠の力餅を無事に入手できました!

売り手さんは本当に慣れた手つきで車両の後方へ進んでいきました。自分以外にも何人か購入されている方がいらっしゃいました。

「峠の力餅」いざ実食

列車はゆっくりと峠駅を発車。ここから米沢方面へ抜けていきます。

さてせっかく買った待望の峠の力餅。車内で少し頂きます。

峠の力餅の包み紙 かわいいデザイン

雪も残るような峠の真ん中の駅にて立って待っていらっしゃったからか、お餅は箱までヒエヒエです。

いざ開封していきます!

全8個入り 美しい見た目

中には8個のきれいでかわいいお団子がとてもきれいに並べられています。

容器の中に爪楊枝が入っているため、素手で食べる必要はありません。

優しすぎる味 幸せ

さて爪楊枝にていよいよ実食です。

ヒエヒエのお餅の中にはあんこがぎっしりと詰まっていて、優しい甘みが口の中に広がります。

(断面図を撮り忘れました・・・またリベンジです)

板谷峠を越えて米沢へ

私がおいしく峠の力餅を食べていると、車窓から次第に雪が姿を消していき、視界が広がると間もなく牛が有名な米沢に到着します。

16時50分、列車は無事に終点の米沢に到着です。

ここから新庄方面の列車に乗り換えます。

 

ただ、接続列車の時間は17時29分、約40分も乗換時間があります。

せっかくここまで来ました。街ブラするしかありません。

 

次回、自転車借りられず涙の街ブラ