3月某日。
「秋田から弘前まで客車に乗ろう」
突飛に先輩に誘われた。
ロマンを感じた。行くしかないと思った。
…というわけで3月31日。万年金欠大学生の私は18きっぷで秋田を目指すことにしました。これは地獄の始まりか。
宇都宮線はボックスシートで
今回の旅は横浜駅からスタート
まずは上野東京ラインで大宮方面を目指します
やってきたのは首都圏にて覇権を握っているE233系
上野東京ラインに使用されているのは3000番台と呼ばれる近郊路線向けの車両で北は宇都宮・前橋、南は伊東までと長大な区間で使用されています。
(上写真は大宮駅で撮影)
この車両の魅力の1つとして、1,2,14,15号車(一部車両は9,10号車も)がセミクロスシートになっているという点が挙げられます。やはりロングシートと違って外の景色を眺めることが出来るのは魅力的です。
というわけで18きっぱーの友達ことボックスシートに腰かけます。
東海道線を東へ
さて列車は横浜から川崎方面へ進んでいきます。
脇には京浜東北線、横須賀線、京急線が並走しています。何本も線路が並んでいる光景は壮大なものです。
列車は鶴見川を轟音と共に跨ぎ、すぐに横須賀線に別れを告げます。横須賀線は北西に進み武蔵小杉方面へ、我々は北東に進み川崎方面を目指します。
春を感じる桜色の車窓
列車は遂に東京を越えて上野に到着。(はしょりすぎでは…?)
上野からは東北本線を進んでいきます。
上野を発車すると車窓には桜が!
3月末日。桜が映える季節ですね。
大宮で快速に乗り換え
列車は荒川を跨いで埼玉に突入し、11時20分すぎに埼玉県の中心駅である大宮駅に到着。ここで後からやってくる快速列車に乗り換えます。
ひたすら東北本線を北上
11時41分、湘南新宿ラインからやってきた快速の宇都宮行きに乗車します。
停車駅は東大宮、蓮田、久喜、古河と小山からの各駅になります。
小山までで合計7駅通過駅があります。結構早いんじゃないですかね。
古河駅付近の桜がすごい
列車は一部列車の終点にもなっている古河駅に到着。古河駅は高架駅となっています。
この駅の周辺には桜並木があるのか、高架上から桜をとても綺麗に眺められます。
こんな景色が続きます。素敵すぎる。
ひたすら新幹線の橋脚を眺める
間々田駅を出発すると、東北新幹線の線路と合流します。
西側の車窓はここからひたすら新幹線の高架の橋脚を眺めるものになります。この脚たちが東北の大動脈を支えているわけです。
いよいよ宇都宮に到着
12時48分、ちょうどお昼時に宇都宮駅に到着です。まだまだ序の口、ここからが勝負です。
ただ私本日、用事があったため当初の予定からは遅れて動いております。そこで、「ワープ」していこうと思います。